「日本伝統工芸展」始まる 7部門で約560作品展示 東京 日本橋

染め織物や人形など、日本の伝統工芸の優れた作品を集めた「日本伝統工芸展」が東京都内で始まりました。

この展覧会は、文化庁やNHKなどが優れた日本の伝統工芸を後世に伝えようと毎年開いている国内で最大規模の公募展で、ことしは、染め織物や人形、陶芸など7つの部門に全国から1240点の応募があり、入選したおよそ560点が展示されています。
このうち、日本工芸会総裁賞を受賞した愛知県の小林佐智子さんの風通織木綿着物「青海」は、日本海の風景をイメージした染め織物で、白から藍色の100色のグラデーションで波打ち際や沖合の色合いを表現しています。
また、高松宮記念賞を受賞した石川県の高田和司さんの木芯桐塑和紙貼「蒼天」は、「たか匠」が鷹を空に放った直後の様子を表現した人形で、身につけているもも引きや手袋などの小物も和紙を使って実物さながらにデザインしています。

日本伝統工芸展は、今月27日まで東京 日本橋の三越本店で開かれ、その後は、名古屋や大阪など全国9つの都市で順次開催されます。