中小企業デジタル化補助金 あすから受け付け停止 不正受給疑い

中小企業のデジタル化を支援する事業をめぐり、ITの専門家などを装った補助金の不正受給の疑いがあるとして、経済産業省は16日から新規の受け付けを一時的に停止することを明らかにしました。

経済産業省はコロナ禍をきっかけにテレワークを導入するなど中小企業のデジタル化を進めるため、ITの専門家から指導を受けた場合には最大で30万円を補助する事業を行っています。

しかし指導の実態がないにもかかわらず、ITの専門家や中小企業を装って補助金を不正に受け取った疑いがあるケースが指摘されています。

この問題を受けて経済産業省は16日午前0時から、補助金の受け付けを一時的に停止することを発表しました。

経済産業省は、ITの専門家として登録する際の要件を厳しくするなどの再発防止策を講じたうえで、1か月後をめどに受け付けを再開したいとしています。

また、警察とも連携して不正受給の件数や金額などについて調査を進めるとともに、電話の相談窓口を設置し不正に受給した補助金の自主的な返還や情報提供を呼びかけています。