米軍制服組トップ トランプ発言懸念し中国軍に秘密裏に連絡か

アメリカのトランプ前大統領が中国に対して挑発的な発言を繰り返していたことなどについて、アメリカ軍の制服組トップが「戦争になるのではないか」と懸念し、中国軍側と秘密裏に連絡をとり「攻撃することはない」と連絡していた可能性があることがわかりました。

これは、アメリカの著名なジャーナリストのボブ・ウッドワード氏らが来週発表する、ホワイトハウスの内幕を描いた本の中で明らかにしたもので、有力紙ワシントン・ポストなどがその内容を報じました。

それによりますと、アメリカ軍の制服組トップのミリー統合参謀本部議長が去年10月、当時のトランプ大統領が中国に対して挑発的な発言を繰り返していたことなどについて「戦争になるのではないか」と懸念し、中国軍側と秘密裏に連絡をとり「中国を攻撃することはない」と伝えていたということです。

さらにミリー統合参謀本部議長は、トランプ氏が去年11月の大統領選挙で敗れたあと情緒不安定になっていると考え、軍の高官に対し、最高司令官である大統領が出す、核兵器の使用を含む、すべての命令について自分に必ず知らせるよう指示したということです。

これについてトランプ氏は「中国に対する攻撃は考えたこともない」と反論し、強く否定しています。