NPBがヤクルトに謝罪 13日の中日対ヤクルト戦 9回の判定混乱で

13日行われたプロ野球、中日対ヤクルトの試合で9回のダブルプレーの判定をめぐり混乱が生じたことについて、NPB=日本野球機構は二塁塁審が思い込みで判定を誤ったとして厳重注意するとともにヤクルトに謝罪しました。

13日バンテリンドーム ナゴヤで行われた中日対ヤクルトの試合の9回、1点を追うヤクルトは1アウト一塁二塁のチャンスで代打・川端慎吾選手がセカンドゴロを打ちました。

その際、一塁ランナーを二塁フォースアウトと判定すべきところを二塁塁審がコールせず、そのまま一、二塁間での挟殺プレーが続いたため、三塁に進んでいた前のランナーがホームに突入しましたが、アウトになりました。

中日側が審判団にリプレー検証を求め、二塁フォースアウトが成立していたことが確認できたとしてダブルプレーとなり、ヤクルトが0対1で敗れました。

これに対してヤクルトの高津臣吾監督は審判団におよそ15分にわたって説明を求め、球団は13日、NPBに対し改めて判定について明確な説明を求める意見書を提出しました。

NPB側は13日、杵渕和秀セ・リーグ統括と友寄正人審判長が神宮球場を訪れて試合前に高津監督などと面会し、「二塁塁審はバッターランナーが一塁でアウトになったと思い込み、一塁ランナーにはフォースアウトが成立しないという認識だったためアウトのコールをしなかった」と判定を誤った理由を説明して謝罪するとともに、二塁塁審に厳重注意したことを伝えました。

友寄審判長は「いろんな状況が重なって一塁のアウト、セーフを確認することができず挟殺プレーが起きたので思い込みが生まれてしまった。あってはならないことで、申し訳なかったと伝えた」と話していました。

ヤクルトは謝罪を受け入れ、再発防止を求めたということです。

高津監督「納得はしていない。ただ、常に前進していかないと」

NPBから説明と謝罪を受けたヤクルトの高津臣吾監督は「1日たったのであまり引きずりたくはないが納得はしていない。胸のモヤモヤも続いている。ただ、常に前進していかないといけないので、前を向いてきょうの試合を戦った」と話していました。