3回目接種で異なるワクチン可能か 方針求める 公明 山口代表

新型コロナウイルスワクチンの3回目の接種について、公明党の山口代表は記者会見で、政府に対し、製造メーカーの異なるワクチンを3回目に使うことが可能かどうかも含め、速やかに方針を示すよう求めました。

この中で、公明党の山口代表は、国内で新型コロナウイルスのワクチンの2回目の接種を終えた人が全人口の50%を超えたことについて「ワクチン接種の1つの画期的なポイントになる。希望する人に対し11月までに接種が終えられるよう、一層取り組みを加速していく必要がある」と述べました。

そのうえで3回目の接種については「製造メーカーの異なるワクチンを3回目の接種に使うことが可能かも含めて、政府として早く見通しを立てることが国民の安心につながっていく」と指摘し、政府に対し、速やかに方針を示すよう求めました。

一方、菅総理大臣が、ワシントンを訪問し、今月24日に開かれるアメリカ、オーストラリア、インドとの4か国でつくる「クアッド」の枠組みでの対面での首脳会合に出席する方向で調整していることについては「新型コロナ対策や気候変動への対応などでしっかりと認識を共有し、連携して対応できるよう機会を最大限に生かしてもらいたい」と述べました。