大リーグ ゲレーロ Jr. 45号ホームラン 大谷を抜き単独トップ

大リーグ、アメリカンリーグのホームラン王争いでエンジェルスの大谷翔平選手とトップに並んでいたブルージェイズのゲレーロ Jr.選手が、13日のレイズ戦で今シーズン45号のホームランを打ち、単独トップに立ちました。

アメリカンリーグのホームラン王争いで大谷選手を追っていたゲレーロ Jr. 選手は、8月には一時、5本の差をつけられていましたが、ここ8試合で5本と驚異的なペースでホームランを量産し、44本で並んでいました。

そして13日のレイズ戦では6回に、2試合連続となる45号ソロホームランを打ちました。

一方の大谷選手は13日は試合がなく、ゲレーロ Jr. 選手がホームラン王争いで単独トップに立ちました。

大谷選手が2位になったのは、ことし6月27日以来2か月半ぶりです。

大谷選手に次ぐ2本差では、ロイヤルズのペレス選手が追っていて、激しいホームラン王争いが続いています。

また、ゲレーロ Jr. 選手は、打率が3割1分8厘でリーグトップ、打点を103に伸ばして、リーグ3位に位置していて三冠王も視野に入っています。

チーム状況の差も影響か

初のホームラン王獲得に向けて正念場を迎えた大谷選手。

ライバルの1番手のゲレーロ Jr.選手とは、チーム全体がモチベーションを高く保てているかというチーム状況の差もホームランの勢いに影響していると言えそうです。

大谷選手はほんの2週間前まで、ゲレーロ Jr.選手に5本差をつけてトップに立っていました。

しかし、ゲレーロ Jr.選手は先月30日からの15試合で9本と驚異的なペースでホームランを量産。

同じ期間で3本だった大谷選手を一気に抜き去りました。

このところ、大谷選手のホームランのペースにかげりが見られる理由はいくつかあります。

相手のマークが以前より厳しくなったことでバッティングの調子が下降していること、敬遠の数がリーグトップの12に上るなど、勝負を避けられている場面が増えたことが主な理由です。

また、それとは別に、大谷選手は3日の試合後の会見でシーズン終盤の戦いを「モチベーションを高く維持するのが難しい1か月になる」と話しました。

エンジェルスは現在、アメリカンリーグ西部地区の4位とプレーオフ進出が絶望的な状況で、若手選手を多く起用するなどすでに来シーズンを見据えた戦いを続けています。

一方、ゲレーロ Jr.選手が所属するブルージェイズは、強豪ぞろいのアメリカンリーグ東部地区でレッドソックスやヤンキースと激しいプレーオフ進出争いを続けていて、ゲレーロ Jr.選手の活躍もあって今月は12勝1敗の快進撃を見せています。

こうした、チーム全体がモチベーションを高く保てているかというチームの状況の差が、2人のホームランの勢いにも影響していると言えそうです。

ライバルとの激しいホームラン王争いについて大谷選手は10日の試合後の会見で「個人的には意識しながらやりたいし、刺激にもなっているので負けないようにやりたい。もちろん(タイトルを)とりたい気持ちはある」と話し、意欲は十分です。

レギュラーシーズン終了まで残り3週間。

チームとしての大きな目標を失った大谷選手にとっては、どれだけみずからを奮い立たせ、モチベーションを高く保ってプレーすることができるかがカギになりそうです。