パラリンピック出場アフガニスタン代表選手2人 フランスに滞在

東京パラリンピックに出場したアフガニスタン代表の選手2人について、フランスのスポーツ担当の閣僚は10日、2人がフランスに滞在していることを明らかにしました。

東京パラリンピックのアフガニスタン代表で、陸上男子のフセイン・ラスリ選手(26)と、テコンドー女子のザキア・フダダディ選手(22)は8月、武装勢力タリバンが権力を掌握し、政権が崩壊した影響で、一時は出場を断念しましたが、その後、退避できたことから出場が実現しました。

2人は閉会後の今月6日、フランスのパリ行きの便で出国しましたが、その後の動向は明らかになっていませんでした。

フランスのマラシネアヌ・スポーツ担当相は10日の記者会見で、2人が国内に滞在していることを明らかにしました。

2人は先月出国し、フランスで東京パラリンピックに向けた手続きや準備を進めていたということです。

マラシネアヌ担当相は「私たちがメディアに答えたり、選手たち自身が露出したりすることで、選手や家族に危険が及ぶおそれがある」と述べて、2人の情報については慎重に扱う必要があるという認識を示したうえで、今後もフランスにとどまるかどうかなどについては、2人の意向を確認したいという考えを示しました。