自動運転の配車サービス 日産が実証実験へ 横浜市の公道を走行

日産自動車は、自動運転の車を使った配車サービスの実証実験を、今月下旬から横浜市で始めることになりました。将来的には過疎化が進む地域などで実用化したいとしています。

この実証実験は日産自動車がNTTドコモと連携し、横浜市のみなとみらい地区や中華街周辺のエリアで今月21日から6週間行います。
実験には公募で選ばれた200人の市民が参加し、スマートフォンのアプリで予約をすると、市中心部に設けられた23か所のポイントで自動運転の車に乗り、自由に行き来することができます。

安全確保に万全を期すためドライバーは乗っていますが、基本的に操作はせず、車線変更や交差点を曲がるなどの自動運転の機能で公道を走行するということで、自動運転の課題を洗い出すねらいがあります。

土井三浩常務は「人口減少が進む地域などでどういう移動手段を提供できるのか考えたい。安全が第一なので、拙速に進めるのではなく、一歩一歩進んでいきたい」と話していました。

自動運転をめぐっては、ホンダもアメリカのGM=ゼネラルモーターズと連携し、相乗りサービスなどの実用化を目指して今月から栃木県内で実証実験を始めることにしていて、開発競争が激しくなっています。

一方、事故が起きた際の対応が課題となっていて、国土交通省は、不測の事態が起きた際にシステムがどこまで責任を負うべきかなどについて、本格的な検討を始めることにしています。