千葉 台風15号被害から2年 熊谷知事“本当の意味での復興を”

千葉県を中心に甚大な被害が出た台風15号から、9日で2年です。千葉県は復旧・復興本部会議を開き、熊谷知事は「被災した地域に寄り添って、本当の意味での復旧・復興が進むよう努力してほしい」と述べ、幹部職員に今後も復興に向けて力を尽くすよう指示しました。

千葉市付近に上陸した、おととしの台風15号では、記録的な暴風などで、8万2000棟を超える住宅に被害が出たほか、停電の長期化による熱中症などで12人が災害関連死と認定されました。

被災から2年となる9日、千葉県は幹部職員らによる復旧・復興本部会議を開きました。

会議では担当者から、被災した住宅の解体・修理工事への補助金の支給や農業施設の復旧支援など、56項目の対策が急がれる事業のうち、50項目が今年度末までに完了見込みであることが示され、復旧・復興本部を終了することを決めました。

一方、病院や社会福祉施設の非常用発電設備の整備などの大規模停電への対策については、中長期的な取り組みが必要だとして、来年度以降も各部局で進捗(しんちょく)状況を確認しながら進めていくことを確認しました。

そのうえで、熊谷知事は「被災した地域に人が戻ってこないなど、以前からの課題がまだまだ残っているのも事実だ。被災地に寄り添って、本当の意味での復旧・復興が進むよう努力してほしい」と述べ、今後も復興に向けて力を尽くすよう指示しました。