パラリンピック 新型コロナ 大会関係者ら新たに4人感染確認

東京パラリンピックに関連して、大会関係者や大会の委託業者など合わせて4人が、新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。

大会組織委員会は5日、東京パラリンピックに関連して新型コロナの検査で新たに陽性反応を示した人は4人だったと発表しました。

いずれも選手村には滞在しておらず、このうち海外から来日したのは大会関係者1人で、来日後14日間の隔離期間を終えているということです。残りの3人は日本在住で、2人は大会の委託業者、1人はメディア関係者でした。

これで組織委員会が先月12日から発表しているパラリンピックに関連した感染者の累計は301人になりました。

一方、組織委員会などのまとめによりますと、東京オリンピック・パラリンピックに関連して海外から来日した選手や関係者は7月1日から今月3日までに5万4213人で、空港での検査で陽性が判明したのは54人、陽性率は0.1%です。

また、選手村や競技会場など大会の管轄下で行った97万6492件の検査では306人の感染が確認され、陽性率は0.03%となっています。

このほか、日本在住の大会の委託業者やボランティアなどの中には自主的に検査を受けて感染が確認された人もいて、組織委員会などはこうした人たちを含めて発表しています。