中東の3者が会談 ガザ地区の復興に向け協力で一致

エジプトのシシ大統領とヨルダンのアブドラ国王、それにパレスチナ暫定自治政府のアッバス議長の3人が会談し、ことし5月にガザ地区で起きた激しい衝突からの復興に向け、協力していくことなどで一致しました。エジプトとヨルダンとしては、今回の会談を通じて、イスラム原理主義組織ハマスに押され、求心力の低下が指摘されるパレスチナ暫定自治政府を支えていく姿勢をアピールするねらいがあるものとみられます。

3者による会談は2日、エジプトの首都カイロで行われました。

パレスチナをめぐっては、ことし5月、ガザ地区で、イスラエル軍とイスラム原理主義組織ハマスの間で武力衝突が起き、多くの住宅などが破壊されており、会談で3者はガザ地区の復興に向け、協力することで一致しました。

また、ヨルダン川西岸でイスラエルが進めている国際法に違反する入植地問題の解決や東エルサレムを首都とするパレスチナ国家の実現に向けて協力することを確認しました。

パレスチナでは、ガザ地区を実効支配し、イスラエルへの対抗姿勢を鮮明にしているハマスへの支持が広がっている一方、議長選挙などを事実上中止したアッバス議長率いる暫定自治政府の求心力が低下しています。

エジプトとヨルダンとしては、今回の会談を通じてパレスチナ暫定自治政府を支えていく姿勢をアピールするねらいがあるものとみられます。