新型コロナ自宅療養者 全国13万人余 15%増え最多に 厚労省

新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している人は、今月1日時点で全国で13万5000人余りと、これまでで最も多くなったことが厚生労働省のまとめでわかりました。

厚生労働省は、都道府県ごとの病床の使用率や患者の療養先について最新の状況をまとめました。

それによりますと、新型コロナウイルスに感染し、自宅で療養している人は、今月1日時点で全国で13万5674人で、前の週よりおよそ15%増えて、これまでで最も多くなりました。

なお、前の週は埼玉県の数値は含まれていません。1か月前の8月4日時点と比べると、3倍近くになっています。

東京都では1万9765人と前の週より減りましたが、大阪府では1万7723人と、前の週より2991人、愛知県では1万6058人と、前の週より6715人、いずれも増加しています。

ホテルなどの宿泊施設で療養している人は全国で1万9635人で、前の週より減ったものの、依然として2万人近くなっています。

また、入院が必要と判断されたものの受け入れ先を調整中の人は全国で1738人で、兵庫県で779人、香川県で305人、東京都で272人、熊本県で152人などとなっています。