大相撲 白鵬など宮城野部屋力士 全員が陰性

日本相撲協会は、新十両の北青鵬が新型コロナウイルスに感染したことを受けて、同じ宮城野部屋に所属する横綱・白鵬などの力士がPCR検査を受けた結果、全員が陰性だったと発表しました。相撲協会は、今月から始まる秋場所を前に近く実施する協会員全員のPCR検査の結果などを踏まえて宮城野部屋の力士が出場できるかどうか判断する方針です。

宮城野部屋では1日、新十両の北青鵬が新型コロナウイルスに感染したことが確認され、日本相撲協会の芝田山広報部長によりますと同じ部屋に所属する白鵬などの力士がPCR検査を受けた結果、全員が陰性だったということです。

一方で検査結果は陰性だったものの体調がすぐれない幕下以下の力士もいるということです。

相撲協会は今月12日から始まる秋場所を前に、近く協会員全員を対象とした2回目のPCR検査を実施することにしていて、芝田山広報部長は「状況、推移を見なければならない。2回目の検査で結果がどうなるかを見ながら専門家の先生の意見を聞いて、いつから出場できるのか、できないのかを相談していく」と話し、検査の結果などを踏まえて宮城野部屋の力士が出場できるかどうか判断する方針を示しました。