7月の住宅着工 去年の同月を9%余上回る 5か月連続で増加

7月、全国で着工された住宅の戸数は、去年の同じ月を9%余り上回り、5か月連続で増加しました。新型コロナウイルスの影響で在宅時間が長くなり、広い住宅の需要が増えていることなどが背景となっています。

国土交通省によりますと、7月に全国で着工された住宅の戸数は、7万7182万戸と、去年の同じ月を9.9%上回り、5か月連続で増加しました。

新型コロナウイルスの影響で、去年の同じ時期は着工の戸数が大幅に落ち込んだため、その反動が出ていることや、テレワークなどで在宅の時間が長くなったことで室内が広い住宅の需要が増え、受注が持ち直していることが背景にあります。

内訳をみますと、注文住宅を示す「持ち家」は、去年の同じ月より14.8%増えて2万6071戸、マンションや建て売り住宅などの「分譲住宅」は、11%増えて2万1480戸でした。

賃貸アパートなどの「貸家」も、5.5%増えて2万9230万戸となり、すべてプラスでした。

国土交通省は「着工戸数は持ち直してきたが、感染拡大前の水準には戻ってきていない。住宅購入に関する政府の支援策が近く期限を迎えるので、一定程度、駆け込み需要も出てくるとみられるが、緊急事態宣言の影響が今後どう出てくるか、引き続き注視したい」と話しています。