新型コロナワクチン 県営会場で誤って女性に3回目接種 岡山

岡山県は県営の新型コロナウイルスのワクチン接種会場で、60代の女性に誤って3回目の接種をしたと発表しました。女性は頭痛などの症状があり、県は当面、健康状態の確認を行うことにしています。

岡山県によりますと26日、岡山市北区の県営接種会場で、すでにファイザーのワクチンを2回接種していた60代の女性に、誤って3回目となるモデルナのワクチンを接種したということです。

女性は、頭痛や胸が詰まるような感じがあるということで、当面、健康状態の確認を行うことにしています。

県によりますと、この女性は接種券を持参していませんでしたが、後日、送付することを条件にワクチンを接種し、27日になって女性が住んでいる自治体ですでに2回接種していたことがわかったということです。

県によりますと、複数の種類の新型コロナウイルスのワクチンを同じ人に誤って接種したのは、県内では初めてとみられるということです。

岡山県ワクチン対策室は「チェック体制を見直し、接種券を持参していない場合には市町村に照会するなどして再発防止に努めたい」としています。