大阪 寝屋川市の中学生殺害事件 被告の死刑確定へ

大阪 寝屋川市の中学1年生の男女が殺害された事件で、1審で死刑判決を受けた被告について、最高裁判所は、審理を続けるよう求めた被告の弁護士の特別抗告を退ける決定をし、死刑が確定することになりました。被告は1審判決のあと、みずから控訴を取り下げ大阪高等裁判所もこれを認めていました。

平成27年に大阪 寝屋川市の中学1年生の男女を殺害したとして1審で死刑判決を受けた水海浩二 旧姓・山田浩二被告(51)はおととし、拘置所の刑務官とボールペンの貸し借りをめぐってトラブルになった直後にみずから控訴を取り下げました。

一方、弁護士は審理を続けるよう申し立て、大阪高等裁判所は「このまま死刑判決を確定させることに強い違和感と深いちゅうちょを覚える」として控訴の取り下げを無効とする異例の決定をしました。

しかし、被告は再び控訴を取り下げる書面を提出し、大阪高裁は去年11月、今度は取り下げを認め、弁護士からの異議申し立てに対して大阪高裁の別の裁判長も取り下げを認めました。

弁護士はこれを不服として特別抗告していましたが、最高裁判所第3小法廷の宇賀克也裁判長は、27日までに退ける決定をしました。

これにより2審で審理が開かれることなく、被告の死刑が確定することになりました。