世界のワクチン接種回数 50億回に達するも 国間の格差深刻に

新型コロナウイルスのワクチンの接種回数が、世界で50億回に達したことがイギリス・オックスフォード大学の研究者などのまとめで分かりました。

イギリス・オックスフォード大学の研究者などが運営するサイト「アワ・ワールド・イン・データ」によりますと、世界全体の新型コロナウイルスのワクチンの接種回数は、具体的な内訳が確認できない国や地域を除いて、23日までに50億回に達したということです。

ワクチンを少なくとも1回接種した人の割合は世界の人口の32.7%に上り、ワクチンの接種が完了した人の割合も世界の人口の24.6%となっています。

また1日当たりの接種回数は3300万回以上に上っているということです。

一方で、所得が低い国の間ではワクチンを少なくとも1回接種した人の割合は1.4%にとどまっているということで、ワクチンをめぐる格差が深刻になっています。