伊勢神宮 “宣言”前に 商業施設の一部店舗では すでに休業も

三重県の伊勢神宮近くの商業施設では、県が緊急事態宣言の対象地域となる見通しの27日から、すべての店舗や施設の営業を休止することにしていて、一部の店舗では25日から営業を取りやめています。

新型コロナウイルス対策で政府は、緊急事態宣言の対象地域に愛知、三重、岐阜の東海3県を含む、8道県を追加し、期間を27日から、これまで対象となっている地域と同じく9月12日までとする方針です。

これに合わせて、三重県の伊勢神宮の内宮近くにある商業施設「おかげ横丁」では、27日から46の店舗と4つの施設すべてで営業を休止することになりました。

このうち8つの店舗では、すでに25日から営業を取りやめていて、商業施設では宣言の期間中、営業休止を続ける予定だということです。

商業施設の運営会社、伊勢福の広報を担当する大谷和佳子さんは「従業員や、お客さんの命を最優先に考えた結果、休業の判断をいたしました。伊勢の企業として責任を果たす時と思います」と話していました。