西~東日本 局地的に激しい雨のおそれ 土砂災害に厳重警戒を

上空の寒気と、暖かく湿った空気の影響で、東海などで雨雲が発達しています。西日本と東日本を中心に、このあとも大気の不安定な状態が続き、局地的に雷を伴って激しい雨が降るおそれがあり、気象庁は引き続き、土砂災害に厳重に警戒するよう呼びかけています。

西日本と東日本 大気不安定

気象庁によりますと、本州の上空にある寒気と、南から暖かく湿った空気が流れ込んでいる影響で、西日本と東日本を中心に大気の非常に不安定な状態が続いています。

この時間は、東海に発達した雨雲がかかっていて、午後8時までの1時間には、国土交通省が愛知県新城市に設置した雨量計で40ミリの激しい雨を観測しました。

西日本と東日本では、大気の不安定な状態が続く見込みで、このあとしばらくは雷を伴って激しい雨が降り、局地的には非常に激しい雨が降るおそれがあります。

21日夕方までの24時間に降る雨の量は、いずれも多いところで、
▽四国で150ミリ
▽九州北部で120ミリ
▽東海と近畿で100ミリと予想されています。

西日本と東日本では、活発な前線が日本付近に長く停滞したため、8月11日ごろから雨が降り続き、各地で記録的な大雨となりました。

特に九州北部や広島県では、活発な雨雲が繰り返しかかり続け、一時、大雨の特別警報も相次いで発表されました。

降り始めから20日午後5時までの雨量は、
▽佐賀県嬉野市で1178.5ミリ
▽福岡県大牟田市で1052.5ミリ
▽広島市三入で570.5ミリなどと、
多いところでは平年の8月1か月分の3倍から5倍に達し、平年の年間降水量の半分を、わずか1週間で超えたところもありました。

気象庁は、引き続き土砂災害に厳重に警戒するとともに、川の増水や氾濫、低い土地の浸水に警戒し、竜巻などの激しい突風や落雷にも十分注意するよう呼びかけています。
一方、フィリピンの東にある熱帯低気圧が21日にかけて、台風に発達すると予想されています。

今後、北上し、22日にかけて沖縄県に接近すると予想され、気象庁は最新の情報に注意するよう呼びかけています。