“50代以下のワクチン接種 着実に推進を” 自民・公明幹事長ら

緊急事態宣言の対象地域が追加されることなどを受けて、自民・公明両党の幹事長らが会談し、50代以下のワクチン接種を着実に進めるなど、重症化を防ぐための政府の対策を後押ししていくことを確認しました。

東京都内で行われた会談には、自民党の二階幹事長と公明党の石井幹事長のほか、両党の国会対策委員長らが出席し、緊急事態宣言の対象地域に7府県が追加されることなどを受けて対応を協議しました。

そして、高齢者に加えて、50代以下のワクチン接種も着実に進めるほか、新たに承認された治療薬の投与を集中的に行える拠点の整備など重症化を防ぐための政府の対策を後押ししていくことを確認しました。

また、各地で記録的な大雨による被害が相次いでいることを踏まえ、政府に対し万全の対応をとるよう求めていくことで一致しました。

一方、17日の会談は昼食をとったあとに行われたということで、自民党の森山国会対策委員長は、記者団に対し「与党にとっては不要不急ではなく大事な会議だ。感染症対応に配慮し、食べながら話をすることは全くなかった」と述べました。

公明党 国会対策委員長 幹事長ら5人昼食「反省している」

公明党の高木国会対策委員長は、自民・公明両党の幹事長ら5人が昼食をともにしたことについて「感染対策をしていたとはいえ、国民に誤ったメッセージを与えてしまい申し訳ない。反省している」とするコメントを発表しました。