自宅療養中の女性死亡 “救急搬送やや遅れてしまった” 千葉県

千葉県は、13日、新型コロナウイルスに感染し入院先が見つからないまま自宅で療養を続けていた80代の女性が死亡したと発表しました。

県によりますと死亡した80代の女性は、新型コロナウイルスの感染が確認された家族の濃厚接触者として検査を受け、7月31日に感染が確認されました。

女性は当初、症状はなく、自宅療養となりましたが、8月6日に37度台の発熱があり、10日には息苦しさを訴えたということです。

このため保健所が入院の調整を始めましたが、2時間後には容体が急変し、死亡したということです。

千葉県の担当者は「重症患者用の病床が満床に近づきつつあるなかで救急搬送がやや遅れてしまった」とコメントしています。