オリンピック 南スーダンの陸上選手 長期合宿した前橋市に感謝

東京オリンピックの陸上競技に出場した南スーダンの選手2人が、長期合宿を行っていた前橋市に戻って記者会見を開き、これまでの支援に感謝の気持ちを伝えました。

8日に閉幕した東京オリンピックで、南スーダンのゲム・アブラハム選手は陸上男子1500mに、モリス・ルシア選手は陸上女子200mに出場し、2人とも予選敗退しましたが、アブラハム選手は自己ベストを更新する走りを見せました。

2人は、おととしから1年9か月にわたって前橋市で長期合宿をしていて、東京の選手村から市内に戻り、10日記者会見を開きました。

この中でアブラハム選手はレースについて「群馬は私の第2の故郷で『群馬代表』の気持ちで走りました。予選は通過できなかったが、自己ベストを更新でき、3年後のパリ大会でどう走るべきか、学ぶことができてよかった」と話しました。

今後については「南スーダンは内戦を繰り返していたので、団結することが大事だと感じている。前橋での滞在や選手村で他国の選手と交流をして、団結する大切さを学んだので帰ってから伝えていきたい」と話しました。

また、ルシア選手は「国を代表してオリンピックに出場することは簡単ではないが、前橋市の支援のおかげで参加できたことをうれしく思う。前橋の人に感謝しています」と話しました。

選手たちは今月26日に帰国する予定です。