大阪 4回目の緊急事態宣言後初の週末 遠出は控えたいとの声も

新型コロナウイルス対策で、大阪に4回目の緊急事態宣言が出てから初めての週末を迎え、繁華街・梅田では感染拡大防止のため遠出は控えたいといった声や人の流れを抑える対策の強化が必要だといった意見が聞かれました。

関西では感染の拡大に歯止めがかからず、大阪には緊急事態宣言が出され、兵庫や京都にはまん延防止等重点措置が適用されています。

こうした中、大阪の繁華街・梅田を訪れた兵庫県西宮市の24歳の会社員の女性は「きょうから9連休で遠くに旅行するつもりでしたが、宣言や重点措置が出て予定を変えました。外出は近場で済ませて、半分は自宅にいようと思います」と話していました。

また、大阪・旭区の70歳の男性は「ふだん外出は控えていますが、知人のお祝いのプレゼントを買う必要があって来ました。人の流れはあまり変わってないようなので、人出を抑えるためのより強い措置が必要に思います」と話していました。

阪急・大阪梅田駅近くの洋食店の店主の辻弘さん(83)は「暑さと宣言の影響で人通りは減っているように感じます。来客はコロナ前の半分くらいで、厳しい営業が続いています」と話していました。