東京オリンピックの出場選手を含む関係者で新型コロナウイルスに感染した人は、大会11日目の2日までに国内と海外合わせて276人に上っています。
大会組織委員会は7月1日以降、新型コロナウイルスのPCR検査で陽性が判明した選手や大会関係者などを発表していて、開幕の1週間前から増加傾向が続いています。
感染が確認されたオリンピックの関係者のうち、選手はいずれも海外から来日した人で24人に上っています。日本在住の選手の感染は2日までに確認されていません。
このほか、
▽組織委員会の委託業者が144人、
▽大会関係者が83人、
▽メディア関係者が13人、
▽ボランティアが8人、
▽組織委員会の職員が4人となっています。
一方、東京 中央区晴海の選手村に滞在する選手を含む関係者で感染が確認されたのは、全体のおよそ1割に当たる27人となっています。
オリンピック 大会関係者17人が新たに新型コロナ感染
東京オリンピックに参加するため海外から来日した大会関係者やボランティアなど、合わせて17人が新たに新型コロナウイルスに感染したことが分かりました。
大会11日目の2日、組織委員会は海外から来日した大会関係者やボランティアなど合わせて17人が新型コロナの検査で陽性反応を示したと発表しました。
このうち、海外在住のボランティア1人の感染が神奈川県で初めて確認され、ほかにも海外から来日した大会関係者4人とメディア関係者1人の感染も確認されました。
さらに、日本在住の大会関係者が2人と委託業者9人を合わせ、2日に感染が判明した人は17人に上りました。
一方で、選手村に滞在する選手や選手団の関係者の中に感染者はいませんでした。
これで組織委員会が発表を始めた7月1日から8月2日までの感染者の累計は276人となりました。