重点措置適用 一時休業を決める飲食店も 神戸

8月2日からまん延防止等重点措置が適用される兵庫県では、神戸市など15の市と町で酒類の提供自粛が飲食店に要請されます。神戸市の繁華街では一時休業を決める店も出ています。

神戸市の中心街、三宮で日本酒やおでんなどを提供している立ち飲み屋では、来月2日から31日までのまん延防止等重点措置の期間中、営業を取りやめることにしました。

この店では、今月11日まで適用された前回の重点措置の期間中は営業を続けましたが、売り上げは大幅に落ち込んだということです。

重点措置が解除され、酒の提供を再開したところ、客足が戻り、売り上げも徐々に増えてきたところだったといいます。

女将の安藤穂波さんは「うちの店は立ち飲みなのでお酒の提供ができないと営業しても利益がでないので一時休業することになりました。夏用の日本酒、夏酒を出せないとなると私たち飲食業だけでなく酒屋さんも苦労するので、悔しい思いです」と話していました。