中国 広東省の原発を運転停止に 6月に燃料棒の損傷が確認

先月、燃料棒の損傷が確認された中国南部の原子力発電所について、運用する中国の会社は、安全に影響はないが、燃料棒を交換し損傷の原因を調べるとして、運転を一時的に停止したことを明らかにしました。

中国南部、広東省にある台山原子力発電所の1号機について、中国政府は先月16日、6万本以上ある燃料棒のうち、5本程度が損傷し、原子炉内部の放射性物質の濃度が上昇したと発表しました。

これについて原発の運用を担う中国の会社は30日、原発のメンテナンスを行っているフランスの企業と協議した結果、安全基準に照らして問題はないが、燃料棒を交換し、損傷の原因を調べるとして、1号機の運転を一時停止したと明らかにしました。

この原発事業に参加するフランスの大手電力会社は、当時、中国の会社が当局の規制に従って放射性物質を外部に放出したと発表しましたが、これについて中国側は事実関係を明らかにしておらず、透明性が課題となっています。