オリンピック セーリング 土居と南里は予選落ち

東京オリンピックのセーリングはレーザーラジアル級の土居愛実選手は予選15位で、レーザー級の南里研二選手は予選30位で終え、上位10人で争うメダルレースに進めませんでした。

セーリングは神奈川県藤沢市の江の島ヨットハーバーの沖合で行われています。

予選の最終レースとなる第10レースまで行われたレーザーラジアル級の土居愛実選手は15位、レーザー級の南里研二選手は30位で、上位10人で争うメダルレースに進めませんでした。

49er級は高橋稜選手と小泉維吹選手のペアが、第7レースと第9レースで4位となり、第9レースまで終えて13位と順位を上げました。

男子の470級は、岡田奎樹選手と外薗潤平選手のペアは第6レースまで終えて7位と順位を下げました。

女子の470級の吉田愛選手と吉岡美帆選手のペアが30日の2つのレースいずれも2位で、第6レースまで終えて4位と順位を上げました。

また、49erFX級は第9レースまで終えて山崎アンナ選手と高野芹奈選手のペアが18位となっています。

(※結果は7月30日 午後6時時点。翌日のレースまでに審問が行われ順位の変動の可能性があります)

土居「充実した競技人生」

土居選手は、この東京オリンピックを競技人生の集大成と位置づけていました。
土居選手は目に涙を浮かべながら「悔しい気持ちでいっぱいです。一緒にやってくれたコーチたちにやっぱりメダルをかけてあげたかったという気持ちがすごく強いです。メダルレースに出られず申し訳ない気持ちと感謝でいっぱいです。大変なことはとても多かったが、すごく充実した競技人生だった」と話しました。

そして、「地元でレースができ、今までお世話になった人たちが注目して見てくれていたと思う。本当に応援が力になりました。期待に応えられなかったことがすごく悔しい」と話しました。

そのうえで、「20年ヨットをやってきて生活の軸になっていた。それがなくなるとどういう人生が待っているのか全然想像できません。今まで培ってきたことはこれから先も自分の糧になると思う。これまでとは違う人生をしっかり歩んでいきたいと思う」と前を向いていました。

高橋・小泉「いいスタートができた」

セーリング男子の49er級で、高橋稜選手と小泉維吹選手のペアは、30日の第7レースと第9レースは今大会で最高の4位でした。

高橋選手は「いいスタートを切って、ほかの選手の影響をあまり受けることなく、自分たちが走りたい形でレースを進めることができた。いいスタートを続けてメダルがかかるレースに残れるように頑張りたい」と意気込んでいました。

小泉選手は「最初の2日はスタートがよくなかったが、スタートの重要性について話し合ってきょうはうまくできた。あすも風が強くない予報なので、スタートからうまく出て、きょうみたいに前を走りたい」と話していました。

岡田・外薗「強く 前に出られるスタートを」

セーリング男子470級の岡田奎樹選手は「スタートがうまくいかず追い上げる展開になった。もう少し強く、しっかりと前に出られるようなスタートをしなければいけない」と30日のレースを振り返りました。

外薗潤平選手は「スタートのリズムがつかめなかった。風の変化に逆らう方向にいってしまった。予選のあと4レース、上位から大きく外れないようにやっていかないとメダルは獲得できない」と気を引き締めていました。

吉田・吉岡「風の変化をうまくつかむことができた」

セーリング女子470級の吉田愛選手と吉岡美帆選手のペアは30日行われた2本のレースでともに2位で、第6レースまで終えて4位となっています。

吉田選手は「きょうはしっかり流れを変えて自分たちらしいレースを心がけ、それができてよかった。残り4レースあるので、あしたはしっかり休んでリセットして頑張りたい」と話していました。

吉岡選手は「きのう大きく崩れてしまったが、きょうは慣れ親しんだ江の島で風の変化をうまくつかむことができた。スタートがうまくいったので、最初から先行して主導権を握れた」と話していました。

高野「悔いのないレースに」

セーリング49erFX級の高野芹奈選手は、「風がなくて得意なコンディションだったが、安定してスピードを出すなど、自分たちの走りができなかった。東京オリンピックで初めてセーリングを知った人もいると思う。予選はあと1日しかないが、これを機会に興味を持ってもらえるよう1つ1つを大事にして、悔いのないレースにしたい」と話しました。

南里「最後のオリンピックという気持ちで臨んだ」

セーリングレーザー級の南里研二選手は「実力不足だと感じた。両親を含めて応援してくれた人たちには感謝の気持ちでいっぱいだ。自分としては最後のオリンピックという気持ちでレースに臨んだ。攻める気持ちが強すぎて風を十分に見ることができていなかった。後輩たちには自分の目標に向かってレースに臨んでほしい」と話しました。