土石流の熱海 台風8号で大雨も あす午後にも避難呼びかけへ

静岡県熱海市で発生した大規模な土石流による被害ではこれまでに21人が亡くなり、25日、このうち2人の身元が判明し、行方が分からない人は6人となりました。台風8号の接近に伴って熱海市では27日から雨が降るおそれがあり、市では26日午後にも土石流が発生した地区の住民に避難を呼びかけることにしています。

熱海市伊豆山地区で今月3日に発生した大規模な土石流の現場では、警察や消防、自衛隊がおよそ900人態勢で重機を使って行方不明者の捜索にあたりました。

土石流による被害ではこれまでに21人が亡くなり、前日の捜索で見つかった2人について市や県は、太田佐江子さん(93)と瀬下陽子さん(77)と確認されたと発表しました。

県は行方不明者8人の氏名を公表していましたが、太田さんと瀬下さんはこの8人に含まれていたことから、いまも行方がわからない人は6人となりました。

警察や消防は引き続き捜索を急ぐことにしています。

一方、大型の台風8号は日本の南東の海上を北寄りに進んでいて、静岡県では台風の進路によっては荒れた天気になる見込みで、熱海市でも27日から雨が降り、28日を中心にまとまった雨が降るおそれがあります。

これを受けて熱海市は、26日午後にも土石流が発生した伊豆山の3つの地区などに避難を呼びかけることにしていて、市が開設する避難所に26日の日中のうちに避難してほしいとしています。