オリンピック テニス 大坂なおみ 初戦ストレート勝ち

東京オリンピック、テニスの女子シングルスの1回戦で、世界ランキング2位の大坂なおみ選手は、世界52位の中国の鄭賽賽選手にセットカウント2対0のストレートで勝ち、2回戦進出を決めました。

大坂選手は、立ち上がりから3本のサービスエースを決めて第1ゲームを取ると、続く第2・第4ゲームでは力強いストロークで相手を圧倒してブレークし、第1セットを6-1で取ります。

このあとも強烈なリターンなどでリズムを握ってブレークすると、試合を通して相手に1度もブレークを許さずに第2セットを6-4で取り、セットカウント2対0のストレートで勝ちました。

2回戦は世界50位でスイスのビクトリア・ゴルビッチ選手と対戦します。

目標は「もちろん優勝」

大坂選手は、試合後、NHKの取材に応じました。

ことし5月、棄権した全仏オープン以来の公式戦となったことについて、大坂選手は「2か月ぶりの試合だったので、私にとって、確実に難しいところはありましたが、勝つことができてうれしかったです。相手も本当にタフでした」と話していました。

今回の大会の目標について「もちろん優勝です。4年に1回の出来事なので、目標はより高いところに置いておくほうがいいと思っています。しばらくテニスをしていなかったからこそ、今回金メダルをとることができたら、すてきだと思っています」と話していました。

また、23日の開会式で聖火の最終ランナーをつとめたことについて「とても誇りに思える瞬間でした。私のおじいちゃんがきっとどこかで泣いていたと思いますし、まるで夢のような出来事でした」と振り返りました。

そして、大会を前に変えた髪形について「日本の旗の色にしたいと思って、赤と白にしてみました」と笑顔で話していました。

大坂 オリンピックに臨む特別な思い

東京オリンピック初戦をストレートで制した大坂選手。

2か月ぶりの実戦でしたが、序盤から立て続けにサービスエースを奪う滑り出しで、力強いストロークでポイントを重ねるなど圧倒的な強さを見せました。

ことし5月、テニス四大大会の1つ、全仏オープンを棄権した大坂選手。
その際、自身のツイッターで「2018年の全米オープン以来、長い間、気分が落ち込むことがあって、対処するのに本当に苦労した。世界中のメディアに向けて話す前には、いつも大きな不安の波に襲われる」として自身の状況を説明していました。

その後、ウィンブルドン選手権のほか、ツアー大会も欠場し、公の場に姿を見せない状態が続いたため、大坂選手の動向に世界中から注目が集まりました。

東京オリンピックには本当に出場するのか。

開幕を直前に控えた今月1日、大坂選手がNHKの取材にメールで応じ、心境などを明かしてくれました。

文面には「久しぶりに家族とたくさんの時間を過ごした。心身ともに穏やかにリフレッシュできた。オリンピックに最高の状態で臨めるよう、少しずつ準備を進めている」と記されていました。

母親が日本人で大阪生まれの大坂選手は2年前、日本国籍を選択する手続きを行っていて、「生まれ故郷で行われる大会に日本代表として参加できることを誇りに思っている」と東京オリンピックに臨む特別な思いがつづられていました。

開会式では聖火の最終ランナーも務めた大坂選手は、25日、2か月のブランクを感じさせない力強いストロークと落ち着いた試合運びで相手を圧倒し、自身のサービスゲームで1ゲームもブレークを許さず初戦を終えました。

試合後、NHKの取材に「2か月ぶりの試合だったのでとても難しかったですが、勝つことができてうれしい。私の目標はもちろんオリンピックの優勝です。4年に1回の出来事だから、目標はより高いところに置いておくほうがいいと思うし、金メダルを取れたら素敵だなと思っています」と意気込んでいました。