オリンピック 新型コロナ 選手や関係者 17人がPCR検査で陽性

東京オリンピックに出場するため海外から来日した選手1人と、選手村に滞在する大会関係者1人が、新たに新型コロナウイルスに感染したことがわかりました。

大会組織委員会がPCR検査で陽性が判明したと発表したもので、24日は国内と海外合わせて17人の感染が明らかになりました。

大会組織委員会は24日、海外から来日した選手1人が新型コロナの検査で陽性反応を示したと発表しました。

また、東京 中央区晴海の選手村に滞在する海外からの大会関係者1人も感染したことがわかりました。

このほか、日本在住の委託業者14人の感染も確認されるなど、24日は国内と海外合わせて17人の感染が明らかになり、大会組織委員会が発表を始めた今月1日から24日までの累計は123人となりました。

選手の感染確認は

東京オリンピックでは、各国の選手団で新型コロナウイルスへの感染が確認されています。

オランダのボートの競技団体は23日、ボート男子シングルスカルのフィン・フロライン選手の感染が確認されたと発表しました。
フロライン選手は17日に来日し、予選に出場したあとの検査で感染が確認されたということです。

ドイツのオリンピックスポーツ連盟は、自転車競技の男子ロードレースのジモン・ゲシュケ選手の感染が確認されたと発表しました。
ゲシュケ選手はチームメイトと一緒に選手村の外のホテルに滞在していましたが、ほかの選手は全員、陰性だったということです。

エクアドル政府のスポーツ相は23日、ツイッターで、男子20キロ競歩のデイビッド・ハルタード選手の感染を明らかにしました。

ポルトガルのサーフィン男子のフレデリコ・モライス選手は23日、インスタグラムに「ウイルスのせいで、競争することも、国を代表することもできなくなる」と投稿し、みずからの感染を明らかにしました。