きのうの東京の人出 前回宣言時と比べ 日中を中心に増加

4連休の初日となった22日の東京の人出は、3回目の緊急事態宣言が出ていた期間の土日・祝日の平均と比べて、日中を中心に増加しました。

NHKは、IT関連企業の「Agoop」が利用者の許可を得て個人が特定されない形で集めた携帯電話の位置情報のデータを使い、主な地点の人出を調べました。

調査した時間は、日中が午前6時から午後6時まで、夜間が午後6時から翌日の午前0時までです。

4連休初日となった22日の祝日の東京の人出を、3回目の緊急事態宣言が出ていたことし4月25日から先月20日までの土日・祝日の平均と比較します。

それによりますと、▽渋谷スクランブル交差点付近が日中は39%、夜間は65%の増加となり、▽東京駅付近では日中は30%増加し、夜間は7%減少しました。

続いて、前の4週間の土日祝日の平均と比較します。

東京では、▽渋谷スクランブル交差点付近が日中は2%減少、夜間は18%の増加、▽東京駅付近で日中は6%の増加、夜間は27%の減少でした。

一方、緊急事態宣言が延長された沖縄の人出は、那覇市の県庁前駅付近で日中は19%減少し、夜間は16%増加しました。

また、まん延防止等重点措置が延長された埼玉、千葉、神奈川、大阪の4府県の22日の人出は、▽さいたま市の大宮駅付近で、日中はプラス2%、夜間はマイナス6%、▽千葉駅付近で日中はマイナス3%、夜間はプラス13%、▽横浜駅付近で日中はマイナス10%、夜間はプラス3%、▽大阪 梅田駅付近は日中はプラス7%、夜間はプラス19%でした。