テレワーク「効率上がった」 新型コロナ感染拡大後 初の減少に

新型コロナウイルスの感染拡大以降、導入が進むテレワークについて、仕事の効率が上がったと感じている人の割合が初めて減少に転じたとする民間の調査がまとまりました。

この調査は、日本生産性本部が感染拡大後の働き方や意識の変化を調べるために去年5月から行っていて、今回で6回目となります。

今月上旬にインターネットを通じて行い、1100人が回答した今回の調査では、自宅でテレワークをしている人に「仕事の効率が上がったか」尋ねたところ、「上がった」「やや上がった」と答えた人の割合が合わせて50%で、前回・ことし4月の調査から9ポイント減って初めて減少に転じました。

また、「自宅での勤務に満足しているか」の問いには、「満足」「どちらかと言うと満足」が70%で、前回の75%から減少しています。

これについて、調査した日本生産性本部の柿岡明上席研究員は、感染拡大から1年以上が過ぎ、働く人の間で孤独を感じるなどのいわゆる“テレワーク疲れ”が起きているのでないかと指摘したうえで「企業経営者は働く人の心の健康に配慮することが必要だ」と話しています。