政府 ミャンマーの医療機関へ酸素濃縮器最大700台送る方針決定

クーデター後の混乱が続くミャンマーでは新型コロナウイルスの感染が急拡大し、医療用の酸素の不足が深刻化しています。このため日本政府はミャンマーの医療機関へ酸素濃縮器を送る方針を決めました。

ミャンマーでは先月から新型コロナウイルスの感染が急拡大し、死者の数が連日のように過去最多を更新するなど、深刻な状況となっています。

ミャンマー国内ではクーデター後の混乱が続いて、医療用の酸素の不足が深刻化していることから、日本政府は現地の医療機関へ、最大で700台の酸素濃縮器を送る方針を決めました。

政府は今後、およそ1億円を無償支援し、国連の機関を通じて酸素濃縮器を調達することにしていて、なるべく早い時期に現地に届けたいとしています。

政府はこのほか、新型コロナウイルスの治療を行う現地の医療機関に救急車14台も送る方針で、引き続き必要な支援を検討していくとしています。