職域接種 申請終え開始待ちの企業 “8月中供給開始” 河野大臣

新型コロナウイルスワクチンの職域接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、記者会見で、すでに申請を終えて開始を待っているすべての企業や大学などに対し、来月中にワクチンの供給を始められるという見通しを示しました。

この中で、河野規制改革担当大臣は「申請済みの職域接種には、すべて、8月中にワクチンの供給を開始できる見込みとなった。8月2日の週に供給を始め、9日の週から接種できるようにしていきたい」と述べ、すでに申請を終えて開始を待っているすべての企業や大学などに対し、来月中にワクチンの供給を始められるという見通しを示しました。

一方で、一時休止している新規の受け付けは、依然として再開のめどは立っておらず、今後の状況をみながら検討すると説明しました。

また、河野大臣は、10月上旬までに、12歳以上の人の8割が2回、接種するのに必要な量のワクチンを都道府県に供給するとして「自治体は『なるべく先まで見通しがほしい』ということだったが、8割まで見通しが立てば、相当カバーできると思う」と述べました。