首都圏の飲食店利用客 前回の宣言期間の平均より3割増

東京に4回目の緊急事態宣言が出されてから18日までの1週間に首都圏の1都3県で飲食店を利用した人は、ことし4月下旬からの3回目の宣言が出ていた期間の平均と比べて30%多くなったという民間の調査がまとまりました。

3回目の宣言期間の平均と比べ30.2%増加

飲食店に予約や顧客管理のシステムを提供する東京のIT企業「トレタ」は、首都圏の1都3県にあるおよそ3000店の来店客数などを調べています。

それによりますと、18日までの1週間の来店客数は東京に3回目の緊急事態宣言が出されていた期間の平均と比べて30.2%多くなりました。

時間帯別に見ると、利用が最も多い「午後5時から午後8時」がプラス35.2%、昼食の時間を含む「午前11時から午後3時」がプラス12%でした。

前週と比べ11.5%減少

一方、前の週との比較では、11.5%減りました。

時間帯別に見ると、「午後5時から午後8時」がマイナス14.4%、昼食の時間を含む「午前11時から午後3時」がマイナス5.9%で、東京に4回目の緊急事態宣言が出されたことにともなって来店客数は減っています。