三鷹の森ジブリ美術館 クラウドファンディング 1日で目標額に

新型コロナウイルスの影響で厳しい経営となっている東京 三鷹の「三鷹の森ジブリ美術館」について、施設を所有する市がクラウドファンディングで寄付を募ったところ、開始からわずか1日で目標額の1千万円に達しました。

20年前のオープン以来、多くのファンに親しまれている「三鷹の森ジブリ美術館」ですが、新型コロナウイルスの感染拡大による臨時休館や入館制限が続いたことで大きな影響を受けています。

2019年度にはおよそ58万人だった入館者が昨年度は9万人まで落ち込んだため、積立金を取り崩すなどして対応してきました。

しかし、このままでは経営が危うくなるとして、施設を所有する三鷹市が今月15日からクラウドファンディングで寄付を募ったところ、目標額の1千万円をわずか1日で達成したということです。

三鷹市は「今後も入館料収入の回復が見込みづらいなかでこうした支援は大変ありがたい。引き続きできるかぎり多くの方に協力をお願いしたい」としています。