ワクチン職域接種 河野大臣「なるべく進行状況お伝えしたい」

ワクチンの職域接種をめぐり、河野規制改革担当大臣は、すでに申請を終えて開始を待っている企業などに対し、全体の進捗(しんちょく)状況を随時、伝えていく考えを示しました。

新型コロナウイルスワクチンの職域接種をめぐり、政府は予想以上の要望があったとして、新規の申請受け付けを休止していますが、すでに申請があった分は、企業ごとに必要な量を把握して承認を進め、接種を開始する方針です。

河野規制改革担当大臣は記者会見で「まだ『いつ開始できます』とお伝えするのが難しい状況だが、なるべく進行状況をお伝えしたい。『順番がどれくらいで、何番目までスタートしています』ということを、できれば毎週しっかりお伝えしたい」と述べました。

また、河野大臣はこれまでに申請があった5000の会場のうち、今週までに2000の会場で接種が始まっているほか、400の会場でも開始が決まっていると説明し、それ以外の会場は、来月以降、自衛隊や警察など危機管理の部門を優先に開始する考えを示しました。