海外から来日 五輪関係者1人 新型コロナ陽性判明 隔離期間中に

東京オリンピックに参加するため海外から来日した大会関係者1人が、新たに新型コロナウイルスの検査で陽性が判明したと大会組織委員会が発表しました。

1週間後の7月23日に開幕する東京オリンピックに向け、選手団や関係者の来日が本格化する中、組織委員会は16日に、海外から来日した大会関係者のうち1人が新たに新型コロナの検査で陽性が判明したと発表しました。

組織委員会によりますと、陽性が判明した1人は、14日間の隔離期間中で選手村には入っておらず、7月13日に都内で行われた検査で陽性が確認されたということです。

大会関係者は、選手団のコーチやスタッフ、IOC=国際オリンピック委員会や国際競技団体、それに大会スポンサーなどで、選手ではありませんが、組織委員会は詳細を明らかにしていません。

これで組織委員会が7月1日以降に発表した、海外から来日した選手や大会関係者が新型コロナの検査で陽性になったケースは5人目で、国内の大会関係者や、組織委員会の職員などを合わせると30人となりました。