スーパークレイジー君議員 当選無効取り消し求め 埼玉県を提訴

ことし1月の埼玉県戸田市の市議会議員選挙で、初当選した男性議員が、3か月以上市内に住んでいた実態がないとして、当選を無効とした県の決定を取り消すよう求める訴えを、東京高等裁判所に起こしました。

戸田市議会のスーパークレイジー君議員(34)は、ことし1月の市議会議員選挙で初当選しましたが、県の選挙管理委員会は、3か月以上市内に住んでいた実態がないとして、市の選挙管理委員会に続き、今月9日付けで当選を無効とする決定を出しました。

これについて男性議員は、県の決定を取り消すよう求める訴えを14日、東京高等裁判所に起こしました。

訴えの中で男性議員は、県が当選無効の理由に挙げた、光熱費の使用量の少なさや、周辺住民が議員の姿を見ていないなどの点は、生活していなかったことを根拠づける事実にはなりえないとしたうえで、3か月以上住所がなければ選挙に出られないとする公職選挙法の規定は、情報化が加速し続ける現代では、合理的な範囲を超えた制限で違憲だと主張しています。

男性議員は「これからは司法の場で争うことになるが、今までと主張は変わらず、応援してくれる人のために早く決着をつけて、議員を続けていきたい」と話していました。

県の選挙管理委員会「現時点でコメントはできない」

男性議員が決定の取り消しを求める訴えを起こしたことについて、県の選挙管理委員会は「訴状が届いていないため現時点でコメントはできない」と話しています。