福島の無観客“残念だが大会通じ復興 世界に発信” 丸川五輪相

東京オリンピックの福島県の会場が無観客となったことについて、丸川担当大臣は記者会見で「非常に残念だ」と述べたうえで、大会を通じて被災地の復興を世界に発信したいという考えを示しました。

この中で、丸川オリンピック・パラリンピック担当大臣は福島県の会場が無観客となったことについて「非常に残念だが、福島県で東京大会の幕開けとなる最初の競技が行われることに変わりはない。東日本大震災の被災地の復興が成し遂げられつつある姿を、大会を通じて引き続き世界に発信していきたい」と述べました。

また、平沢復興大臣は「本当に残念だが、安全・安心のためにはやむをえない。復興五輪がかなり後ろのほうに追いやられたような感じがなきにしもあらずだが、復興五輪であることは変わらないので、しっかり訴えたい」と述べました。