高齢者ワクチン接種終了 目標の7月末“ほぼ達成できる”総務相

新型コロナウイルスのワクチンの1回目の接種を受けた高齢者がおよそ76%となったことを踏まえ、武田総務大臣は、今月末までに希望する高齢者への接種を終えるという目標は達成できるという見通しを示しました。

65歳以上の高齢者を対象にした新型コロナウイルスのワクチン接種について、政府は11日の時点で、高齢者全体のおよそ76%が1回目の接種を終えたことを公表しています。

今月末までに希望する高齢者への2回の接種を終えるという政府の目標について、武田総務大臣は、閣議のあとの記者会見で「システムに未入力の接種もあることを踏まえると、実際にはさらに接種が進んでいる。災害の事例を除けば、今月末の完了が困難になったという報告も受けておらず、目標をほぼ達成できているのではないかと考えている」と述べました。