コロナ影響で生活苦の大学生を支援 JAなど食料を無料配付 千葉

新型コロナウイルスの影響で生活が苦しくなっている大学生を支援しようと、千葉県内のJAなどの団体が、食品などを無料で配付する支援活動を行っています。

この取り組みは、新型コロナウイルスの影響で仕送りやアルバイトによる収入が減り、生活が苦しくなっている1人暮らしの大学生を支援しようと千葉県内のJAや生活協同組合などが行っています。

会場の千葉大学には、米やパスタ、それにレトルトカレーなどの食品や飲み物が用意され、訪れた大学生が袋などに次々と詰めていました。

支援物資を受け取った女子学生は「飲食店のアルバイトが減って生活が苦しいのでとてもうれしい。特にお米が助かります」と話していました。

千葉県協同組合提携推進協議会の首藤英里子副代表は「コロナの長期化で困難な状況が続いているので、3月に続いて支援することになりました。学生には、地域のみんなが応援しているというメッセージが伝わればいいと思います」と話していました。

この支援活動は14日も千葉大学で行われ、2日間で合わせておよそ1600人が訪れる予定だということです。