聖火リレー 埼玉県最終日 12市町では公道でリレー 東京へ

埼玉県内で行われている東京オリンピックの聖火リレーは3日目の8日、川越市から始まり、さいたま市での聖火の到着を祝う式典が終了しました。
聖火は最後の東京都に引き継がれます。

最終日の8日は、川越市から上尾市までの12の市と町で公道でのリレーが行われました。

スタートの川越市の「川越城本丸御殿前」では、午前8時すぎから出発式が行われ、多くの人に見送られ、ランナーが出発しました。

その後、本庄市では「陸船車」と呼ばれる、江戸時代に考案された乗り物で聖火が運ばれました。

そして桶川市から上尾市に向けて、最後の公道でのリレーが行われました。

さいたま市では、公道でのリレーは「まん延防止等重点措置」が適用されているため、中止となっていて、代わりに、さいたま市内の公園内で聖火をつなぐ「点火セレモニー」が行われました。

そして、聖火の到着を祝う式典が行われ、会場では最後のランナーがトーチからステージに設置された聖火皿に火を移すと、会場に集まった多くの人から拍手が送られていました。

聖火は最後の東京都に引き継がれます。

江戸時代に考案された乗り物も利用

埼玉県の聖火リレー、3日目の8日、本庄市では江戸時代に考案された乗り物を利用して聖火が運ばれました。

聖火リレーに使われたのは「陸船車」と呼ばれる乗り物で、江戸時代に今の本庄市にあたる地域の農民が考案し、歯車についた踏み板を踏むことで車輪が回る仕組みになっています。

「陸船車」は文献を基に本庄市の市民グループに復元され、先端に点火されたトーチが取り付けられました。

そして視覚に障害のある岩田朋之さん(35)が妻のサポートを受けながら乗車し、15メートルほどの区間、集まった人たちに笑顔で手を振っていました。

このあと岩田さんは車いすに乗り換え、次のランナーにトーチを渡していました。