東京都 新型コロナ 716人感染確認 先週より182人増

東京都内では、3日新たに716人の感染が確認されました。先週の土曜日より182人増え、14日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。都の担当者は「感染者がかなり増えている状況だ。気を緩めずに感染防止対策を徹底してほしい」と呼びかけています。

東京都は、3日都内で新たに10歳未満から90代の男女合わせて716人が新型コロナウイルスに感染していることを確認したと発表しました。

先週の土曜日より182人増え、14日連続で前の週の同じ曜日を上回りました。

3日までの7日間平均は563.1人で、前の週の118.3%となりました。

都の担当者は「感染者がかなり増えている状況だ。気を緩めずに感染防止対策を徹底してほしい」と呼びかけています。

3日の716人の年代別は、
▼10歳未満が20人、
▼10代が45人、
▼20代が246人、
▼30代が166人、
▼40代が109人、
▼50代が71人、
▼60代が30人、
▼70代が11人、
▼80代が15人、
▼90代が3人です。

このうち、20代と30代の若い世代が全体の6割近くを占めています。

この状況について、都の担当者は「20代と30代は遊びや会食による感染がかなり増えている。外出は必要最小限にしてほしい」と改めて若い世代に対して、感染対策の徹底を呼びかけました。

感染経路がわかっている280人の内訳は▽「家庭内」が132人、▽「職場内」が50人、▽「会食」が36人などとなっています。

これで都内で感染が確認されたのは、17万5983人になりました。

また、都が参考として発表した2日の検査件数は5506件で、2日までの3日間の平均は7174.0件でした。

3日時点で入院している人は2日より5人増えて1625人で、「現在確保している病床に占める割合」は29.0%です。

一方、都の基準で集計した3日時点の重症の患者は、2日より4人減って50人で、重症者用の病床の13.4%を使用しています。

3日は死亡者の発表はありませんでした。