東京五輪の水際対策 野党が合同作業チーム設け 改善策提示へ

東京オリンピックに向けた水際対策などを検証する必要があるとして、野党側は、来週、合同の作業チームを設けることにしていて、空港の視察などを通じて、問題点を洗い出し、政府などに具体的な改善策を示すことにしています。

東京オリンピックのために来日したアフリカ・ウガンダ選手団で、入国直後に感染者や濃厚接触者の確認が相次いだのを受けて、立憲民主党など野党4党は、政府の水際対策などを検証する必要があるとして、合同の作業チームを設けることになりました。

そして、すでに選手団の来日が本格化していることを踏まえ、来週6日に作業チームを設置したうえで、羽田空港を訪れて、選手団と一般の乗客との接触を避けるための対策や、感染者が出た場合の濃厚接触者の特定や、隔離措置の状況などを視察することにしています。

また、ホストタウンの視察や自治体関係者のヒアリングなどを通じて、国内の感染対策の点検も行う考えで、問題点を洗い出し、政府や大会の組織委員会に具体的な改善策を示すことにしています。