台風被害を受けた地区で避難情報の伝達訓練 栃木 足利

栃木県足利市で、おととしの台風19号で住宅が浸水する被害を受けた地区の住民が、避難の情報の伝達手順を確認する訓練を行いました。

足利市川崎町は、おととし10月の台風19号の際、地域を流れる川があふれ、全世帯の半数以上にあたる130世帯が水につかるなどの被害を受けました。

27日の訓練にはこの地域の住民や市の担当者およそ80人が参加して、大雨で地域の川の氾濫の危険性が高まったときの避難の情報の伝達手段を確認しました。

市内全域に「高齢者等避難」の情報が出されたという想定では、市から連絡を受けた自治会長が内容を書き取ったうえで別の場所にいる住民に電話で復唱しながら伝えました。

訓練は情報の内容を変えて繰り返し行われ、住民たちは受け取った情報を分かりやすく整理するとより正確に伝わることを学んでいました。

足利市川崎町自治会の岩崎正司会長は「大規模な水害の際には連絡や連携が大切だと感じました。今後の水害への備えを地域全体で考えていきたいです」と話していました。