福岡市のワクチン接種 24時間体制に 深夜接種できる会場開設へ

新型コロナウイルスのワクチン接種を進めるため、福岡市は7月20日から深夜に接種できる会場を開設すると発表しました。
福岡市では、ほかの会場と合わせて24時間接種が可能となります。

これは、高島市長が記者会見で発表しました。

それによりますと、福岡市は新たに博多区の福岡市民病院に毎日午後10時から翌日の午前8時まで接種を受けられる会場を開設します。

この会場では7月1日以降、インターネットで64歳以下の市民から年代別に順次予約を受け付け、7月20日から接種を始めるということです。

福岡市では、診療所やほかの集団接種会場で日中や夜間に接種を行っていて、深夜でも接種できる会場を開設することで24時間、接種が可能な体制が確保されるとしています。

また、保育士などに優先接種を行っている博多港のクルーズセンターでは、7月5日から開設時間や受け入れ人数を拡大し、64歳以下の市民の接種も開始するということです。

高島市長は「福岡市は多種多様な職種が集積している街なので、若い人も多く、仕事の時間帯がバラバラだ。深夜帯もカバーすることで、最速で接種を進めたい」と述べました。