大相撲 力士などのPCR検査で全員陰性 23日からワクチン接種へ

日本相撲協会は、来月行われる大相撲名古屋場所に向けて力士などのPCR検査を行った結果、全員が陰性だったことを明らかにしました。

日本相撲協会の芝田山広報部長によりますと、来月4日に初日を迎える名古屋場所に向けて力士などのPCR検査をしたところ、21日までに全員が陰性だったということです。

さらに芝田山広報部長は23日から今月24日にかけて、力士と親方が、新型コロナウイルスの1回目のワクチン接種を行うことを明らかにしました。

力士たちはワクチン接種のあと、順次、名古屋市や周辺の各部屋の宿舎に移動するということです。

芝田山広報部長は「名古屋に入ったあとも引き続き、朝晩の検温をする。体調が悪かったり、熱などがあったりした場合は、即座にしかるべき検査を受ける」と話しています。

名古屋場所は、1年4か月ぶりの地方での本場所として名古屋市の愛知県体育館を会場に行われます。