大阪府 飲食店で酒類提供「ゴールドステッカー」約1万件の申請

まん延防止等重点措置への移行に伴って、大阪府内では、感染対策に取り組んでいる店を認証する、府の「ゴールドステッカー」の交付を受けているか申請を行っている店にかぎり、21日から一定時間、酒類を提供できます。
吉村知事は、ステッカーについて、およそ1万件の申請が来ていることを明らかにしたうえで、飲食の場での感染対策の徹底につなげていく考えを強調しました。

吉村知事は記者団に対し、大阪への緊急事態宣言が解除され、21日から、まん延防止等重点措置に移行したことについて「リバウンドを防止する期間だ。感染者数は減少傾向にあるが、予断を許さない状況であり、徹底した感染対策の継続をお願いしたい」と述べました。

また、大阪府内では、感染対策に取り組んでいる店を認証する府の「ゴールドステッカー」の交付を受けているか申請を行っている店にかぎり、21日から、原則1グループ2人を上限に、午後7時まで酒類を提供できます。

これについて吉村知事は、およそ1万件の申請が来ていると説明したうえで「大きなリバウンドを起こさせないためにも、飲食店の皆さんにはステッカーを取得し、対策を徹底してもらいたい。感染に強い飲食の場や、まちづくりが非常に重要なので、7月11日まで協力しながら進めていきたい」と述べました。

さらに吉村知事は、新型コロナワクチンの職域接種について、府内の企業や大学などから、合わせて317会場分の申請が来ていると公表したうえで、大阪府でも今月26日から行政職員や教職員、警察官などへの職場での接種を始めると発表しました。