日本電機工業会によりますと、白物家電の先月の国内出荷額は2129億円で、去年の同じ月を9%上回りました。
出荷額が前の年の同じ月を上回るのは去年10月から8か月連続です。
これは、新型コロナウイルスの感染拡大で緊急事態宣言が出されるなど自宅で過ごす時間が増えた影響で、いわゆる巣ごもり需要の高まりが続いていることが主な要因です。
製品別で見ますと、冷蔵庫が去年の同じ月と比べて12%増えたほか、エアコンが8%、洗濯機も4%増えました。
また、家の中を清潔に保ちたいという消費者が増えていることから、空気清浄機が52%、除湿機も43%といずれも大幅に増えました。
今後の見通しについて、日本電機工業会は「緊急事態宣言が解除されてまん延防止等重点措置に移行したところもあるが、巣ごもり需要や清潔意識の高まりは今後も続くとみている」と話しています。
白物家電 国内出荷額 8か月連続前年上回る 巣ごもり需要続く
エアコンや冷蔵庫など、いわゆる白物家電の先月の国内出荷額は2100億円余りで、去年の同じ月と比べて9%増えました。出荷額が前の年の同じ月を上回るのは8か月連続で、新型コロナウイルスの影響でいわゆる巣ごもり需要の高まりが続いています。